| 新しいページへ-> |
![]()
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| 住宅の内装工事で接着剤に含有されている引火性有機溶剤の蒸気に引火し爆発火災で作業員3名が火傷(重大災害) | ||||||||||||||
| 平成14年4月 船橋労働基準監督署 |
||||||||||||||
| この工事は、千葉県内の集合住宅の一室で内装工事中、室内に充満した接着剤の蒸気にライターの火が引火し爆発火災が発生し、一緒に作業していた3名の労働者(X65歳、Y35歳、Z21歳)が火傷を負った。被災程度は全治1ヶ月から3ヶ月の火傷である。 災害が発生したのは、5階建て集合住宅の一階で、その部屋の耐水生石膏ボード、ベニヤ板を貼る断熱・内装工事が行われていた。 災害発生当日は、施工会社から3人の労働者が午前8時45分から現場で作業を開始した。作業分担はXがベニヤ板を、Yが結露防止用ボードを、Wが耐水性ボードの貼り付け作業であった。 季節は1月の寒さと工事で出る騒音に近隣からの苦情があり、これを避けるため、室内の窓やドアを閉め切った状態で行われた。 Xらは午前中に壁に貼るボードなどの寸法切りと位置決めを行った。 午後からも午前中の作業を継続し、終了後結露防止用のボードを貼ることになった。 なお、ボードを壁に貼るには、接着剤を使用することとなっていた。 この接着剤は引火性の有機溶剤「ノルマルへキサン」が65%〜75%含まれており、貼る物と貼られる物に1次と2次の接着剤をそれぞれ塗るタイプであり、一次接着剤を塗って、乾いた後に二次接着剤を塗り貼りあわせるものである。 そして、午後3時頃、これら作業を手伝うため、現場に労働者Zが到着し、Zは一次接着剤を塗る作業に取りかかった。 それからしばらくして、Xが電動ドリルでベニヤ板に穴をあけるときに誤って床にドリルで穴を開けてしまった。 Xは、その穴を補修するため補修材を火で溶かして穴を埋めようとしライターの火をつけたとたん、室内に充満していた接着剤から蒸発したノルマルへキサンに引火し爆発火災が発生した。 ノルマルへキサンは極度に引火しやすく爆発範囲は1.1〜7.5%である。 |
||||||||||||||
| 原因と対策 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
| 同種労働災害を防止するためには、次の対策が必要です。 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
| 平成13年 建設業における死亡災害発生状況 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 平成14年4月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| 新しいページへ-> |