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緊急要請
労働災害防止対策の取組強化について(緊急要請)
船橋労働基準監督署
平成22年3月

 千葉労働局及び船橋労働基準監督署では平成20年度から第11次労働災害防止計画をスタ ートさせ、平成24年度までの計画期間中に死亡巻数について20%以上、死傷者数について 15%以上減少すること等を目標にしております。
 しかしながら、本年に人り3月24曰までの管内の死亡者数は6人となっており誠に遺憾に 堪えません。
 6件の死亡災害は、機械設備の点検・修理中の機械へのはさまれ・巻き込まれ事故、トラッ ク等の荷積み・荷降ろし作業中の転落・墜落事故となっており、ほとんどが基本的な事項が守 られなかったために発生したものと考えられます。中でも、非定常作業にかかる作業手順が守 られなかったことや、高所作業での墜落防止措置が不十分で墜落したものなど在来型の災害に よる死亡となっております。
 以上の状況から、職場の安全を確保し労働災害の減少を図るためには、経営トップの強いリ ーダーシップの下、関係者一丸となって安全活動を着実に実行し、職場から機械設備、作業 等による危険を低減することが必要です。
 つきましては、貴会会員に下記事項について周知徹底を図り、労働災害の人幅減少に向けての安全活動の取組強化に万全を期されるよう要請します。


リスクアセスメント(事業場における危険性又は有害性の特定、リスクの見積り、リスク 低減措置の検対等を行い、それに基づく措置を実施する)の実施を図ること。
安全衛生管理体制の確立と自主的な安全衛生活動の促進を図ること。
機械設備の安全化、点検自主検査の励行を図ること。
高所作業での墜落・転落防止措置の徹底を図ること。
適正な作業方法の確立、安全教育の充実を図ること。
事業場における安全衛生水準の向上を図ることを目的として、事業者が一連の過程を定め て次の(1)〜(4)に掲げる活動を自主的に行う「労働安全衛生マネジメントシステ人」の確立 を図ること。
(1)安全衛生に関する方針の表明
(2)リスクアセスメントの実施
(3)安全衛生に関する目標の設定
(4)安全衛生に関する計画の作成、実施、評価及び改善
平成20 ・ 21 ・ 22年労働災害件数状況(平成22年3月24曰現在)
  平成20年 平成21年 平成22年 増▲減 増減率
死傷災害 440件 349件 ▲91 26.1%
死亡災害 4件 1件 6件 5件 83.3%

平成22年 死亡災害発生状況
 船橋労働基準監督署
平成22年3月24日現在
番号 業 種 発生月日 性別
年齢 災害発状況 (発生場所) 事故の型
起因物
1 建築工事業 1月7日 72 型枠資材をトラックに積み込み、トラック後部からはみだした資材の先に赤い布を取り付ける作業中、資材上(高さ約2.8m)から墜落したもの。 墜落・転落
  トラック
2 その他の小売業 1月21日 72 餡練機で製品を製造作業中、材料を練り機に投入し起動スイッチを入れたところ練り機の突起部分に作業服が巻き込まれ窒息したもの。 巻き込まれ
食料品加工用機械
3 紙製品製造業 3月16日 56 製品とならない紙を投入するラインでの作業中、コンベアーと鉄板の間にはさまれたもの。 巻き込まれ ベルトコンベアー
4 土木工事業 3月17日

29

エ事現場にてバックホーを使用してトラックから重さ約600kgの手押しローラーを降ろそうとしたところ当該バックホーが転倒し、バックホーの屋根部分の下敷きになったもの。 転倒
建設用機械
5 金属製品製造業 3月19日 54 製造ラインの機械のベアリング交換作業中、機械が作動しはさまれたもの。 巻き込まれ 金属加工用機械
6 貨物取扱運送業 3月23日

60

トラック積載型移動式クレーンに鉄筋材料を積み込むため製品置き場に移動したところ、材料を積み込むために使用する橋形クレーンの走行上にトラッククレーンのジブが掛かるためジブを旋回させたところ、ジブが長さ 9.9mの鉄筋の束に接触し鉄筋が被災者の上に落下した。 飛来・落下
金属材料
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