第12回建災防京葉分会労働災害防止大会 分会長挨拶
平成19年11月14日
建災防京葉分会 分会長 尾頭 博行
平成十九年度、建災防京葉分会、建設業労働災害防止大会の開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、大変お忙しい中、船橋労働基準監督署、高山署長様、発注者側からは、葛南地域整備センター、下原所長様はじめ、管内の市川、船橋、浦安、習志野、八千代、五市の市長様、幹部の皆様、県の各出先の所長様、関係者の皆様、多数来賓のご臨席を賜り、又、管内から多くの方々のご参加をいただき、本大会を開催できますことは、主催者といたしまして誠に喜ばしく、厚く御礼申し上げる次第でございます。
建設業における労働災害は、会員始め関係者の皆様のたゆまぬご努力によりまして、長期にわたって減少傾向を維持しており、とくに平成17年度では、千葉県における建設業の死亡災害は15名にまで減少してきておりました。
しかしながら、昨年の死亡災害は27名と前年に比べ12名の増加となって再び増加傾向にあります、誠に残念な結果となっております。
京葉分会といたしましては、さらに気持ちを引き締め、今後とも、労働災害の着実な減少に向けて、各種安全衛生対策の推進を図ってまいる決意であります。
最近の、わが国経済は、全体的には安定した景気回復が続いているものの、こと建設業に限ってみれば、減少が続く政府建設投資の影響を受けて、建設市場が急激に縮小し、受注競争の激化によるダンピング問題など、深刻な経営環境に直面しております。
このため、企業にあっては、コストの縮減が優先される状況の中で、安全衛生活動への取り組みが消極的になることが懸念されるところであります。
また、2007年問題として、豊かな経験と能力を有する、いわゆる、団塊世代の方々が大量に退職する時期を本格的に迎えることから、これまで企業に蓄積されてきた安全衛生管理に関するノウハウが失われ、安全衛生水準が低下してしまうことが懸念される状況にあります。
しかしながら、いかなる経済状況にあっても、労働災害はあってはならないものであり、安全管理は、企業が負うべき社会的責任の中でも、最も重要な事項であります。
このため、経営トップ自らが、事業者責任を厳しく認識し、関係法令の遵守、いわゆるコンプライアンスの確保はもとより、自主的な労働災害活動への積極的な取り組みによって、労働災害の防止に努めることが重要であると考えております。
建設業に関わる者全てが、安全に対する意識をしっかり持ち、事故のない職場を作り上げて頂きたいと思います。
今後とも、皆様方の一層のご理解、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。
本日、労働災害防止に長年にわたり、貢献された功労に対し、表彰を受けられる受賞者の皆様に、そのご苦労と功績に、深く敬意を表しますと共に、今後一層のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
最後になりましたが、本大会の開催に当たりご尽力をいただきました、実行委員、事務局の皆様方に、御礼を申し上げますと共に、ここにご参加いただきました皆様方の益々のご繁栄を祈念いたしまして、挨拶といたします。